社協とは

地域福祉活動計画

近年の急速な少子高齢化や人口減少、地域におけるつながりの希薄化、住民同士が支え合う機能の弱体化などの社会情勢の変化により、地域住民が抱える課題は複雑・深刻化しており、その解決に向けた支援体制の整備が求められています。

こうした中、稲沢市社会福祉協議会では、「地域共生社会の実現」を目指し、関係機関や地域住民との連携を強化していかなければなりません。

稲沢市社会福祉協議会では、今回の計画から、稲沢市が策定する「地域福祉計画」と一体とした「地域福祉活動計画」を策定することで、住民とともに実践していく地域福祉活動の具体的な活動を示させていただいております。

この計画の基本理念であります「地域のみんなでつくる、安心して暮らせるまち」を目指して、重点事項でも掲げておりますように、特に次のことに力を入れていきたいと考えております。

一つ目は、福祉の拠点の整備により社会福祉協議会と市役所の福祉部門がワンフロアになることで、多様かつ複合的な課題に対してもワンストップで対応できる福祉総合相談窓口を強化し、断らない相談窓口として相談体制の再構築を図ります。

二つ目は、生活支援体制整備事業の充実です。現在、社会福祉協議会では市内各地区に生活支援体制整備事業により設置した「協議会」を立ち上げています。

この協議会を活性化させ、地域課題を把握するとともに地域組織と連携をし、課題解決に向けての体制整備の強化に努めます。