各種相談

重層的支援体制整備事業

~複合課題や制度の狭間にも対応する包括的な相談支援体制づくり~

複雑化・複合化した生活課題(8050世帯、ひきこもり、介護と育児のダブルケア、ヤングケアラー等)に対応する『包括的な相談支援体制』を構築するため、①誰一人取り残さない相談支援、②参加支援、③地域づくりに向けた支援を一体的に実施します。(社会福祉法106条の4)

超解説(1730秒でわかる)重層的支援体制整備事業の取り組み方(重層推進担当になった方へ)

多機関協働事業

誰一人取り残さない相談支援体制を充実させるため「多職種連携の強化」「チーム支援の強化」を目指します。福祉総合相談窓口が様々な支援機関や市役所の各課が抱える、複雑・複合的な困難ケースの相談を受け付け、「支援の総合調整役」を担います。

また、社会との繋がりを回復する支援を充実させるため「見守り等居住支援」や「多様な居場所づくり」にも取り組みます。

<お問い合わせ・ご相談は>
福祉総合相談窓口 (TEL 0587-32-1484  稲沢市稲府町1番地 市役所東庁舎1階)

視察受入・研修講師等のお礼

日時 令和6年8月1日(木)10時00分から11時30分まで
会場 稲沢市役所 議員総会室
説明 市役所(福祉課)と社協(福祉総合相談窓口)の重層推進担当

 明石市議会の皆様と重層推進について活発な情報交換ができました。既に取り組まれている先進地の皆様からの質問は、さすがに鋭く、お役に立てるお答えができたのか?心配です。その質問の一部をご紹介します。
『重層推進における地域づくりの意義とは?』
『早期発見型のアウトリーチとは?』
『重層推進に必要不可欠な地域住民の理解はどのように?』
『人財育成の方法は?』
『居住支援に理解ある不動産会社のメリットは何だと思うか?』
『恩送り隊や居住支援など、企業連携の呼びかけはどのように?』

重層推進の本質を突いた質問です。
この度は、(取り組み紹介よりも)私どもの方が『学ばせて(気づかせて)』いただくことが多い研修会となりました。明石市議会の皆様、本当にありがとうございました!

(研修後にお寄せいただいた感想)
・涙が出た、勇気が出た(これまで聞いた多くの研修や講演の中で間違いなく№1!)
・社協はどんな事でも「やってみよう!」のパワーで実現できるところに惹かれました
・『社協の在り方』について考える機会となり、研修後、すぐに戻って上司に伝えました
・自分がやりがいを感じ、仕事を楽しむことを忘れかけていた
・TTPAの考え方、一番腑に落ちました
・取り組み過程が『目に見える』リアルな報告だと思いました
・コミュニケーション能力の話は大きく共感
・行動経済学の理論をもとに取り組もうとしておられることに興味を抱いた
・『稲沢市enモデル × SECIモデル』をもう少し詳しくお聞きしたいです
・ストンと話が入り、分かりやすかった(実体験が多く、大変参考になった) etc.

重層視察 長崎県大村市議会(誠和会)の皆さんがお越しになりました!

令和6年1月26日(金)10時00分から正午まで

重層的支援体制整備事業の取り組み方について情報交換しました。

大村市は、重層の実施に向けて検討しているとのこと。
重層に関する補助金や庁舎内連携、今後の課題等について話し合いました。
様々な気づきも多く、稲沢市にとっても有意義な情報交換会となりました。

長崎県大村市議会(誠和会)の皆様、お越しいただき、ありがとうございました!

京都府社協(担当部署と重層アドバイザー)の皆さんがお越しになりました!

令和6年1月17日(水)10時30分から16時00分まで

午前は、市役所(市民福祉部 福祉課)の重層担当にも同席してもらい、互いの重層の取り組み方について情報交換を行いました。

午後は、複雑・複合課題を多職種が集まって検討する会議、『稲沢市福祉総合相談対策支援チーム会議』を見学。今回は、検討ケースが多く、様々な関係機関にもお集まりいただき、『世帯』の最善に向け、それぞれの立場から『熱い議論』を交わしました。

会議後も『振り返り』を行い、私たち(福祉課と社協)にとっても学びが多い視察研修会となりました。京都府の皆さん、ありがとうございました。

(京都府社協の皆さんの感想)

・市民福祉部長と社協常務理事のバックアップ体制(連携体制)に感服しました
・関係機関と手を取り合いながら、建設的な意見を交わし合うことの大切さを実感しました
・お若い(支援機関の)みなさんの熱心なお姿が頼もしく見えました
・試行錯誤しながら、でも確実に支援体制が整いつつあることに感銘を受けました

令和5年度社会福祉協議会活動全国会議で『本会の重層の取り組み』を発表させていただきました!

令和5年11月7日~8日 全社協・灘尾ホール

全国各地から207名の社協職員が参集し、社協の将来を話し合いました。

本会の発表は、分科会1『包括的支援体制における社協の役割』。東京都立大学の室田信一准教授をコーディネーターに迎え、小田原市社協の栗田さん、谷川さん、愛媛県社協の井上さん、会場の皆様と共に『包括的支援体制づくりにおける社協の役割』について熱い議論を交わしました。質疑応答も鋭く、会場から檀上まで熱気が伝わってくる分科会でした。

先駆者との出会いや先進的な取り組みを知ることができる貴重な体験となりました。

室田先生、栗田さん、谷川さん、井上さん、そして、お声掛けいただいた全社協の末廣さん、本当にありがとうございました。また、どこかで、お会いしましょう!

これから重層推進に取り組む皆さまのお役に立てるよう、本会が発表させていただいた内容の一部をご紹介させていただきます。

気軽にお声掛けください!情報交換しましょう!私たちはチーム社協です!

三重県の令和5年度 相談支援包括化推進員等養成事業(市町における包括的支援体制整備に向けた連続研修)に呼んでいただきました!

令和5年10月4日(水)10時から16時まで 三重県社会福祉会館(津市)

連続3回講座の2回目。この日は、日本福祉大学の川島教授と受講者の皆さんと共に『重層推進の課題突破』について熱い議論(グループワーク)を交わしました。
私たちもテンションが上がり、途中から『怪しい自己啓発セミナー!?』になってしまったことを反省しています(笑)内容が過激すぎて、研修資料を添付できません!
受講者皆さん、川島教授、県庁、県社協のご担当者様、ありがとうございました。
今度は、11月の社協活動全国会議(11/7~8)で会いましょう!

(海津市の皆さんの感想)
(活発なケース検討会議で)とにかく感動した!
社協職員がケースを抱えて孤立しない仕組みだった!
私も参加したくなるような会議だった! etc.